27 夏もおわり

気がつけば夏休みを通り越して、いつのまにか9月も後半になっている。

相変わらず季節に敏感にいたい(くるり 東京)

働き出すとそんなことすら忘れがち。相変わらず世の中の建築物が、自分が望むようなプロセスを経て決定し得ないことに辟易としています。そしてその一方で、そういう不自由さを隠れ蓑にして、自らが望むものとは一体なんなのか、じつは全くよくわからないし、深く考えることを棚上げ状態にしています。そう。結局まだまだおこちゃまです。目の前に出てきたものにNO,というだけです。

さて、さらっと近況。一級建築士学科合格。もう少しで製図試験ですが、日曜早朝からまるっと一日とられる予備校とその宿題がうまくまわせず、登校拒否(宿題はやっている)。間があけばあくほど・・ね。

夏休み、フィンランドに行ってきた。この会社に一生いるのならば、夏の休みはお盆しかとれない。だからもう決心して、2月にチケットをとってみた。
少し安いので、セントレア発。フィンエアーは日本からヴァンター空港をハブにヨーロッパ各国へ行く客の確保に全力らしく、成田、中部、関西からほぼ同時に直行便を飛ばす。中部からのヨーロッパ便はこれとルフトハンザのフランクフルト行きのみ。よって乗り継ぎ客多数。ヴァンター空港で外でた人少なかった。

Airbus A330でした。内装がきれい。水色のシートにピスタチオグリーンのブランケット。

バスで市街地まで向かう途中、まわりの風景があまりにしょぼくて、不安になる。
ヘルシンキは衛星都市も含めて100万人程度。東京は1000万都市。東京。すごい。

ホテルについても、まわりは殺風景。よく言えば静か。と、とりあえず外に出ようか。


実はバスが着いたのも、ホテルも駅の裏。市街地はとても美しい。安心した。


大聖堂。

旅にありがちな、初日に近くの見所まわったらもうみるとこなくなっちゃった事件を回避すべく、スーパーによってホテルへ。

やっぱりサーモン。でもまあおいしい。

つづく