004 スタミナ重要

何食べても腹がいっぱいになればいい。という人がいる。
でもどうしようもない物を大量に食べた時の満腹感というのは非常に悲しい。
というわけで、せっかくの休日、勉強の合間だけれど近所にうなぎなるものを食べに出掛けた。
今の実家のあるエリアは全国でも有名な陶器の産地。焼き物で奪われた体力を回復するために、うなぎ屋が多数ある。帰省の度にとあるうなぎ屋に行くのが習慣になっていて、というのもそこのうなぎがべらぼうにうまい。
蒸さずにカリカリに焼いたうなぎに濃いめのタレ。ああ思い出しただけで食欲がわきます。
蒸さずにカリカリというのがポイントで、名古屋名物ひつまぶしも、この表面カリカリのうなぎをきざんでいることに意味があるのです。関東のふんわりうなぎをきざんでひつまぶし、と言われてもそりゃあ違う。
というわけでうなぎにはちょっとしたこだわりがあるわけですが、今回は関東風の背開きふっくらうなぎを極める第一歩として近所のうなぎ屋に。
やわらかく焼かれたうなぎに、薄めのタレがかかる。こちらのほうがうなぎの味が感じられる分、素材の善し悪しが出そう。極めてあっさりという感じ。
これはこれでいい。自分がうなぎ自体の味が好きだということも認識できた。(白焼きを食べればそんなことすぐわかるが。)でも全く別の食べ物のよう。
事実昔地元のうなぎ屋に関東暮らしが長い人を連れて行ったら、何じゃこりゃ、好きじゃない。といわれたこともある。
単なる好みの問題か。
ただしまだ、私の中では関東の蒸しうなぎはカリカリうなぎには勝てないのです。
いずれ、超有名と言われる赤羽橋の某店にも行きたいところです。